しばらく更新を放置していましたが、実は愛馬クールフォルムが8月6日にひっそりとデビューしました。
初陣は13頭立ての札幌ダート1700m、ここまで来るのに本当に長かった。
骨折した時はもうだめかと思った。
レポートでの評価は1歳時からいつもトーンは低めだったし、タイムリミットを考えての急仕上げってのも分かっていた。
実際調教のタイムは凡庸というものだった。
でも、新聞の予想欄に結構印が入っているのをみて密かに期待が高まった。
当日は朝からカフェでスポーツ新聞の競馬記事を少し緊張して見ながらその時を待った。
パドックが始まる少し前に銀座のウインズに行ってモニター前の一番いい場所を陣取った。
前のレースの放映が終わって、パドックの映像が映し出された、1番の馬から順にアップが映しだされていく、13番早く!そしてモニター越しのクールフォルムとやっと対面。毛艶が相変わらず美しい。さすが俺が選んだ女。(って男か。)
パドックではキョロキョロして落ち着きがなく、明らかに幼さを見せていた。
馬体もコロッとしていて、写真で見ていたよりも緩いなと感じた。
2番の馬の気配が凄かったのが、印象に残っている。
パドックから馬たちが本馬場の方へ移動していく、一番最後のクールフォルムがパドックを出るところでルメールが来て馬にまたがったところでパドック放送は終わった。
自分もレースを観戦するために巨大スクリーンの方へ移動した。脇の椅子が空いていたのでそこ腰掛けてレースが始まるのを待つことにした。
最終的にクールフォルムは単勝2番人気まで押し上げられた。
低調なメンバー構成の3歳未勝利、周りのギャラリーの関心は薄い。
そんな中固唾を飲んで一番最後の枠入りを見届けた。
レースはスタートは五分だけど、ダッシュがつかず、
大外だったこともあり、道中は後方外外を回ることに。
中盤からルメールの手が動く、4コーナーに向くところでムチが入るも加速がない。
最後は流して勝馬から1.6秒離されての11着
突きつけられた現実はあまりに重く、暗いものだった。
骨折明け、既走馬相手の初戦、厳しい条件ではあったが、レースを見て限界を悟った。
引き続き函館に滞在し、札幌での続戦に賭けるようなので、いい意味で自分を裏切って欲しい。