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2013年10月10日木曜日

栗東トレーニングセンターへ見学に行ってきました【後編】

 トレセン見学の後半です。地下の通路を通りまして反対側にある坂路コースに入らせて頂きました。坂路コースは1985年頃に栗東に始めて建設され、その時を境にして関西馬の成績が飛躍的に向上、現在に至るまでの西高東低現象の一つの要因と言われいます。その後美浦にも坂路コースが建設されましたが、栗東の坂路コースの高低差が26mに対し美浦の坂路の高低差が15.3m、勝ち星の差は近年縮まりつつありますが依然西高東低の勢力図が続いてる状況からすると競走馬の体の成長にこの坂路コースでの調教が高い効果を果たしていることは明らかでないでしょうか。坂路コースもウッドチップが使用されており足にも優しいことから毎日栗東に所属する競走馬の約半数は坂路調教を行っているんだそうです。このため競走馬の調教の大半はこの坂路調教とウッドチップコースの調教で構成されているということになりますね。
 このウッドチップという素材は針葉樹を細かく砕いて使用されており、実際に触ってみますと地中は適度に湿気を含んだ腐葉土のようなクッション性を兼ね備えております。一昔前までは広葉樹のチップを使用していたようでその頃はカブトムシの幼虫がたくさん坂路コースに住み着いていたそうです。

 ところで、競馬新聞を読んだことがある方ならば新聞社によって調教タイムが若干異なるのに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか、これはコース調教では新聞記者が手持ちのストップウォッチで計測するため新聞社によりタイムが違うということが起きるのですが、この坂路コースに関しましてはタイムはICタグを利用して自動計測されておりまして、リアルタイムに鳩小屋と呼ばれる記者室のモニタに表示されるようになっておりますこのため、タイムが新聞によって違ったり霧により計測不能ということが起こらないということになっているのだそうです。
 最後に参加者全員に蹄鉄がプレゼントされました、何かしら頂けるのではと密かに期待していたのではありますが蹄鉄は幸運の飾り物としても昔から使われており我が家においてもありがたく飾らしていただきたいと思います。それからサプライズで実際に競走馬が使用した調教用のゼッケンにサインをした超お宝アイテムをかけてのじゃんけん大会が開かれました、このサプライズには私も興奮し意気込んで参戦したのですが私はパーであえなく初戦敗退と涙を呑んだのでありました。
 普段関係者以外はなかなか中に入れないトレセンの中に入らせて頂き設備を職員の方から説明して頂けるこの見学会は定期的に開かれているようなので興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

坂路に使用されているウッドチップ
頂いた蹄鉄




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